最近のライブ観戦記録(2)
01. UKY as U.K.
このバンドの観戦記は、以前にも記事にしましたが、2年の間にメンバーチェンジを経て、U.K.のトリビュートバンドとして有名だったUnKnownのバイオリニスト兼キーボーディストのJさんこと美ノ辺純子さんを迎え、本家と同じ編成に。なおかつ今回はライブ盤にもなった日本公演の後に続く解散前最後のツアーとなったヨーロッパツアーでの演奏を再現とのこと。U.K.はブートレグも結構聴いてきただけに、これは気になるじゃないですか!
日本屈指のJohn Wettonトリビューターである皆自由太さん、テクニカルドラマーのよりさんにJさんが加わったライブは、もうしょっぱなから素晴らしい感じ。曲の構成などもしっかりブートレグに準拠しております!そして、何とも華のある佇まい!
よりさんも、本家のTerry Bozzioばりに大量のロートタムを組み込んだ2バスセットで叩きまくる!叩きまくる!もちろんドラムソロもあります。このツアーはJethro Tullの前座だったのに、しっかり各メンバーのソロはあるんだよな(笑)。
普段はバイオリンがメインのJさん、鍵盤の腕前も確かです。
そして、やっぱりじゆう太さんはカッチョイイなぁ~!
79年ヨーロッパツアーは、バイオリニストとしてのEddie Jobsonをフィーチャーしていることもあり、これはまさにJさんの独壇場!当時の新曲だった"Waiting For You"まで披露されました。本家の先日のライブでは聴けなかったコーラスや合いの手ボーカルもしっかり再現されており、U.K.欲をしっかり補完することができました!
キミタチ・サイコダヨ!
02. Sons Of Eve as Emerson, Lake & Palmer
2005年結成。2006年に初の東京公演。こだわり派のオルガニストVoyagerさんを擁する名古屋のELPトリビュートバンドです。当ブログではこの記事やこの記事なんかでライブレポを書かせていただいておりますね。
ELPの楽曲は、どのパートも非常に演奏が(歌も)難しい。このバンドは観るたびにELP感が増してきており、演奏の完成度も上がってきています。はじめちゃんは、もはや日本随一のGreg Lakeトリビューターなのではないだろうか…!
ドラムのカール・パーマンことひろさんの太鼓も、すっかりCarl Palmerっぽいグルーヴ感になって(これが褒め言葉になるか分かりませんがw)、実にすばらしい!
今回のVoyagerさんは、前回持ってきたモジュラーMOOGではなく、新製品のmoog Voyager XLを使用しています(Hammond C-3の上に乗っています)。これがなかなか良い感じの音を出してきて、彼のこだわりの音作りがよく表れています。今回はまたまた新しい難曲をいくつか投入しており、なおかつ今までのレパートリーも(少々危ういところはありましたが、それもまた演奏を良い方向にスリリングに響かせていました)完成度が上がっておりました!
トリビュートバンドは、やはり本家に近づきたいという心や愛情が伝わることが一番大切。そういう意味では、このバンドは一流のELPトリビュートバンドと言えるのではないでしょうか~!ちなみに、Voyagerさんのイケメン度が時とともにどんどん上がっているのがまた素晴らしい。やはり、アイドルバンドのトリビュートですからね♪
もちろんアンコールはこんな感じ!
このバンドを広い会場で心行くまで観たいなぁ。せいぜい2~3バンドくらいのイベントなんかでね。うちのバンドと共演なんて…できないかなぁ。うちはオリジナルかつ日本語だけど…。
さておき、去年に続いて今回も翌日にゴルフが控えているのに打ち上げフル参加してしまったのです。Voyagerさんは翌日、Deep Purpleトリビュートバンド「ざ・ば~ん」にご自身が改造したHammond C-3をレンタルすることになっていたのであります。僕はゴルフで観られなかったのですが、良いライブになったことと思います。
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