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ネパールの旅 第5話:ポカラを目指すデコボコ旅

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午後、我々は今回の旅で運転手を任されているビザエ君の甥が運転する車に乗り、ポカラへの200kmの旅に出発した。

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山道の舗装はボロボロで、車は時に激しく揺れる。しかしビザエ君の甥の運転は上手く、絶妙のハンドルさばきと速度の加減のおかげで、車酔いをすることはほとんどなかった。

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最初の峠を下るところで、突如車が止まった。見ると、大渋滞である。しばらくして車が動き出した後、我々はその原因を知ることになった。道路工事だ。工事をすればこの悪路が少しマシになると想像すると、渋滞のイライラもどこかへ飛んでいく。いや、どこかへ飛ばそう。

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トリスリ川に沿って道を行く途中、休憩のためにホテルに立ち寄った。Y女史は「ここに寄ると、泊まりたくなる」という。たしかに、ここに泊まったら旅の疲れも癒されそうだ。しかし我々の取った宿はポカラ。ここはまだ道の半分である。昼食を済ませ、そうそうに旅の後半戦を開始した。

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ポカラに着いた頃にはすっかり夜になっていた。

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我々は宿にチェックインした後、すっかり空っぽになっていた胃袋をダルバートで満たすため、街に繰り出した。夜のポカラは観光地らしく賑わっている。しかし、このような界隈には美味い店はあまりない。また、土産物は基本的には高価で、だいたいカトマンドゥで同じものが安く買えるという。

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この日はティハール3日目、ラクシュミー・プージャ。インドのディワーリーと同じく、この日はラクシュミーに祈る日だ。店の前にはラクシュミーを呼び寄せるため、吉祥模様が描かれている。

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明るくにぎわう街を通り過ぎたところで、ビザエ君お薦めの店にたどり着いた。ネパールで美味い店を探すなら、こういう内装のところを探すものらしい。

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背後でゴキブリが触角を揺らすような店だが、たしかにこのダルバートは絶品だった。右手で米と料理を混ぜながら、すっかり空腹になった胃に放り込んでいく。僕は米、ダール、鶏肉のタルカリ、サーグ、ムラ・コ・アチャール全てをお代わりすることになった。

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ティハールの期間は、子供たちがラクシュミーへの参加を歌いながら家々を回り、菓子をねだる。彼らは子供というには微妙なお年頃だが、習わしに従って店にやってきた。店主に飼われている犬は珍客に対して吠えたり、隠れようとしてウロウロしたりする。ポカラの夜は楽しく更けていった。翌日はサランコットの丘からヒマラヤのご来光を見ることになっている。

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