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すかんち@赤坂BLITZ

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え~と、以前も書きましたが、すかんちは僕の人生を変えた特別なバンドです。

2009年、紅一点のベーシストShima-Changが階段から転落して、脳挫傷となってしまいました。彼女は命は取り留め、その後必死のリハビリをしています。Rolly氏いわく、「お医者さんも驚く奇跡的な回復で、最近は笑えるようになった」のだとか。

そんな彼女のために、すかんちはチャリティーコンサートを実施しました。それも再結成後初の全国ツアーです。その千秋楽が、1月15日、赤坂BLITZで開催されました。

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今回、Shima-Changのご指名で、ベーシストは元マルコシアス・バンプ、現在はRolly氏と一緒に「卍(まんじ)」というバンドをやっている佐藤研二さんです。

会場内にはShima-Changに宛てたメッセージを書けるよう、模造紙が何箇所かにおいてありました。僕は「Shima-Changをみてベースを始めました。早く元気になって、素敵なベースや歌を聴かせてください!」と書かせていただきました。

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会場内にはRolly氏ゆかりのミュージシャンたちからのお花がいっぱい。ユニコーンとかマーティー・フリードマンとか…。もちろんMJはKen MJではありませんよ(笑)。見りゃ分かるって。

そういうわけで、ライブレポを書いてみます。



bellRollyによる開演のごあいさつ
まずはRolly氏がひとりで登場。Shima-Changの近況と、今回のチャリティーコンサート開催、佐藤さん参加に至った経緯などのお話です。拍手喝采です!

noteOpening SE:チェルシーのCMソング(もちろん、Rollyの替え歌つき)
たしか昔もこの始まり方、あったよね。♪ほ~ら~ すかんち~いぃ~ もひと~つ~ すかんちぃ~♪「あなたにも すかんち あげたい」

note恋のT.K.O.
Rolly氏が2007年以来メインで使っているレイク・プラシッド・ブルーのStratocasterを弾きはじめると、周りの演奏もそれに追従して、まるでPink Floydみたいな雰囲気たっぷりの演奏。引き続いてこの曲が始まる。演奏の脂の乗り方が、解散前を彷彿とさせます。しっかりしたアンサンブルにRolly氏のパワフルな歌。すっごくアドレナリンが出てくる。以降の曲でも頻繁に出てくるシーンだけど、オーディエンスがShima-Changのコーラスパートを歌うの。もち自分も参加。これって凄く泣けること。佐藤さんのベース(いつものEB-IIIね)も、思った以上にすかんちの音楽にマッチしている。いいぞ!

note恋はB・O・M・B・E・R
続いてセカンドアルバムから。2007年も演奏してたけど、今回はシンセ&ギターの掛け合い部分がドクター田中と小川文明さん二人のシンセの掛け合いになった。文明さんのフレーズは間違っちゃったような慌てちゃったような感じだったけど、意図的なんだと思う。楽しい♪

note109で待っててよ
「今や世界の流行の発信地になりましたね」というMCから。Shima-ChangのパートはRolly氏が歌う。何度もこの曲はライブで聴いてきたけど、ソロがギターじゃなくてドクターのシンセだったことを初めて知った。今までもこうだったっけ??

note恋人はアンドロイド
「さて、いよいよこの人の出番がやってきました。ドクター田中!」と紹介されて、ドクターの「オネエスイッチ」が入ったMC。「最近、曲順(の、カンペ)が見えないのよね。んなわけない。1曲しかないんだから!」ということで始まった。「スキヨ スキヨ」とかのパート今回はRolly氏がボコーダーでロボットボイスを再現してる。これってすかんち史上初じゃないの!?MCどおり、今回はこれしかドクターの歌う曲がなかったので残念。曲のあとのMCでもRolly氏はボコーダーでちょっと遊びます。笑える。

note好き好きダーリン
「ドクター田中さん、今ので今日のエネルギーを全て使い果たしました」というRolly氏。ドクターもグロッキーな様子で応えます。続いて、水森亜土、Queen、Klaatu、Meat Loafなど、この曲の元ネタに関するRolly氏のMC。このバンドはQueen、Led Zeppelinなどを中心とした70年代の海外のロックや日本の歌謡曲がネタになった曲が多いけど、こうやってライブ中にそれをあっけらかんと白状するところがいいんだよね!「長いですよ、いいですか?」と数回ドクターに確認して(笑)、曲に行きます。Shima-ChangのパートはRolly氏が担当。昔、Rollyのソロライブではひとりで自身とShima-Changとドクター3人のパートを全部歌ってたな。オーディエンスもメンバーでは歌いきれない部分のボーカルを大合唱。これぞ「会場の一体感」ってヤツだよね!

noteLove Love Holiday
この曲はShima-Changパートはドクターが担当。もちろん会場も大合唱。

noteMr. タンブリンマン
はじめてすかんちの動いてる映像を観た「Live Gold and」の1曲目になっているんで、個人的にとても思い入れのある曲。小畑ポンプさんのドラムが素敵なんだよな。オーディエンスのShima-Changコーラスも大合唱!

note小川文明ピアノソロ~フローラ
クラシカルな文明さんのピアノソロ。これはひょっとして「Song For Heaven」を久しぶりにやるかな!?と思ったんだけど、代表曲の「フローラ」へ続く。切ない歌詞に涙腺が緩む。今回のRolly氏は、あまりフェイクを入れずに歌っている。今まではセリフ調になったりするところが結構あったけど、個人的には今回の歌い方が好きだ。

noteYou You You
「君たちが欲しいものは何?金?女?男?」という定番のMCにオーディエンスが「We want すかんち!」と答え、この曲が始まる。今回はメンバーが「We want you! We want you! We want, we want, we want you!」というので、オーディエンスもそれに倣って、いつもみたいに「We want すかんち!」って言わなかった。文明さんが左手でエア・フルートしながらフルートの短いフレーズを弾くのが面白かった。

noteウルトラロケットマン
ここで目立ったのは佐藤さんのベースかな。ルート以外でもアルペジオを弾いたりして、あたかもギターがもう1本あるようなシーンが今回はたびたびあるけど、ここで一番目立った気がする。♪お~んなのこ~♪のコーラス、みんなで歌うとすっごく幸せな気分になるんだよね、何故か。

note時間の言葉
小畑ポンプさんの、リバーブがたっぷり掛かったドラム…元ネタはLed Zeppelinの"When The Levee Breaks"…から始まるこの曲。Rolly氏が現役時代にJimmy Pageばりのパフォーマンスをしたり、時には「荒城の月」なんかも演奏したテルミンは、すかんち解散後、封印されました。今回は、ここまでの曲でもしばしば使用されたワーミーペダルでテルミンパートを再現。この曲も涙腺が緩む曲だよなぁ!

noteラヴレターの悲劇~小畑ポンプ・ドラムソロ~The Mule
曲の前にはLed Zeppelinの"No Quarter"を彷彿とさせるジャム。昔流行ったインディアンのマネみたいに口の前で手をパタパタしてフェイザー掛かってる風にした声で歌詞は♪ピアノ買ってチョ~ダイ!♪なのがウケる。そんでこの曲へ。ライブでは定番の、最後のサビ前の脱線パートでは、いつものWhole Lotta Loveライブ版風の掛け合い(Rolly&文明)から、曲前のNo Quarter風のパートに行き、そのあとめっちゃカッコいいファンク・ジャムへ!大興奮です。本編に戻って終了後、そのままポンプさんのドラムソロ。Bonzo的なポンプさんの大迫力ドラムを堪能して、Rolly氏以外のメンバーが戻り、Deep PurpleのThe Muleを演奏!昔はドラムソロの時はMoby Dickだったよね。今回のもドラムソロにちなんでの選曲ってことだわね。

note恋は最後のフェアリーテール
ドラムソロの間に、Rolly氏は赤いラメのボディスーツに衣装替え。イントロのThe Who的なシンセのアルペジオ、今回は文明さんのminimoog手弾きじゃなくて、打ち込み!?開始点がズレてるのとディレイの音が小さかったから、最初気付かなかった。ないと寂しいShima-Changコーラスのパートはドクターと、ここでもやはりオーディエンスが担当です♪

note佐藤研二ベースソロ~必殺のハードラヴ
佐藤研二さんのベースが炸裂。ここまでもルート音を鳴らしながらコードを弾いたり、ハーモニックスを多用したりという神業プレイでバンドの音を分厚くしてきた佐藤さんのベース。最近ベース1本だけでの活動をしているだけのことはある!で、段々「必殺のハードラヴ」のリフが混ざっていき、Rolly氏とユニゾンになって曲へ。ここでは珍しく、自身の脱退後の楽曲なんだけどドクターがシンセソロを弾く。あんまりテクニックをアピールする人じゃないんだけど、ちゃんとカッコいいソロも弾ける人なんだよね~!

noteレターマン
なんだかんだいっても、いい曲だよね!この曲はライブで聴くとCDの10倍好きだ!

note恋の1000,000$マン
文明さんのピアノをバックにしてのメンバー紹介とソロ活動告知のあと、佐藤さんに「これはギャラです」といって、例のお札を。「Shima-Changはまだステージに復帰できないと思うけれど、我々は素晴らしい助け船を得た。(佐藤さんの方をむいて)乗りかかった船ということで、これからもお願いしますね。なんせShima-Changが『私のベースパートを弾けるのは、佐藤さんしかいない!』っていうもんで」って。すかんち、まだまだ活動していくそうです。ペースは分からないけれど。今回は復活後初の全国ツアーだった。これからもコンスタントにツアーをしてほしいです。東京と大阪だけってのは勿体ないもん!で、本編終了はやっぱりこの曲。複雑なオペラティック・コーラスをメンバーとオーディエンスで完全再現!!今年のすかんちは、今まで以上に会場とメンバーの一体感があった気がする。

heartMANGO JUICE
アンコールに応えて、メンバー再登場。Rolly氏は白いSilver Toneあたりのビザールギターを持って出てきた。これはきっとJimmy Pageに倣って変則チューニングするに違いない、と思ったら、やっぱりオープンGにチューニング。そして、手元に用意されたスライドバー。文明さんを見ると、その手にはマイク。そう、二人で歌うMANGO JUICEです!この曲は解散後は再結成した2006年の、追加公演となった渋谷EGG MANで披露されただけ。レアな曲に興奮最高潮だ!元ネタのLed Zeppelin "In My Time Of Dying"のリフを数回弾いた後、曲のリフへ映ると、文明さんがキーボードブースを離れて最前列へ。以前と同様、Roger Daltreyばりのマイク投げパフォーマンスがカッコよすぎる。

heart恋のショック療法
ギターをTelecasterに持ち替え。Jimmy Page大好きのRolly氏。ここでも期待を裏切らずBベンダー付きです。Bベンダーを駆使してカントリー風のインストをつま弾いてからこの曲へ。これも大合唱が楽しい曲ですね!佐藤さんのベースソロもあって、カッコいい!

heart恋のマジックポーション
この曲を聴くということは、この素晴らしいライブももう終わりということ。全盛期を彷彿とさせる、再結成以降には無かったレベルの神がかった演奏のなか♪恋のカプセルナンバー1・2・3・4・5!♪をみんなでやっているときに、かなり泣きそうになった。じっさい、ちょっと涙が出た。エンディングでは、文明さんがKeith Emersonばりにminimoogのリボンコントローラーで暴れる暴れる!僕も昔、この影響でminimoogとリボンコントローラーを使うようになり、マネしてライブで暴れたりしたもんだ。

…まあこんなわけで、終演後、すぐまた最初から観たくなったくらい。こんなに素敵なライブ体験って、ものすごく久しぶりな気がする。ホントいうと、2007年のすかんち…とくに筋肉少女帯との7月のジョイントライブ…は出来がよろしくない感じがしてガッカリしたんで、今回あんまり期待してなかったんです。でもShima-Changがあんなことになってるし、ファンとしては絶対行かなくちゃ!ってくらいの感じだったの。それがどうでしょう!!本当に本当に、素晴らしいライブでした。やっぱり僕はすかんちが大好きだ!!という気持ちをあらためて実感しました。できれば毎年ツアーしてほしい!そしていつかまた、Shima-Changの参加してるすかんちを観たい!

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Shima-Changの描いた絵のポストカードです。

はやく元気になってくださいね!待ってます!

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