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作戦失敗か…。

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11月7日のカレーリーフの様子。どうやら、ここから春までは大きな生長は見せずに経過するらしい。越冬がんばれ~!

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唐突にラヴァ・ドーサ(セモリナ粉のクレープ)を焼き始める。

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いつもの…といいつつご無沙汰なサンバルを煮込んで…

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インド料理のような、そうでもないようなものが出来た。題して…

ラムのロースト グリーンソース 

セモリナのクリスピークレープ、2色のポテトロースト、レモンライスを添えて

ラムのローストは、スパイスやハーブのペースト(クミン、フェンネル、ブラックペッパー、コリアンダー、ミント、ニンニク、ショウガ、ヨーグルト)を刷り込んで寝かせたものを200℃のオーブンで20分。

グリーンソースというのは、ミントやコリアンダーリーフで作った、いわゆる「グリーンチャトニ」だし、レモンライスは南インド式。サンバルをちょろっと掛けている。ポテトローストってのは、もちろん南インド式香味炒め「ポリヤル」だけど、 ピンクの「ノーザンルビー」ってのと青紫の「シャドークイーン」を使用。色だけじゃなくて食感や風味も違うから、面白かった。なお、見た目のアクセントとしてアイスプラントを添えています。

かなり手間暇かけて作った割には、一番美味しかったのはサンバルでした。あとは個人的には納得のいかない完成度。やはり、アマチュア料理人一人でいっぺんに沢山の種類の料理を作るのは限界がありすぎる。あと、見た目にこだわり過ぎて本質を外すような料理を作らないように気をつけたいですね。インド系フュージョン料理をここのところ色々作ってるけど、面白味と食材の選択に意味を感じることが出来たのは、「エビとシメジのフジッリ ケララの香り」くらいのもの。

サンバルに関して言えば、今回は圧力鍋が吹きこぼれんばかりの長時間トゥール・ダールを煮込み、完膚なきまでにポタージュ状にしたのがよかったのかも。あと、サンバル・パウダーというミックススパイスを毎回作って加えているのだけど、「実は必要ないかも」という結論に達しつつある。今回は手間を省いてサンバル・パウダー抜きで作ったにも関わらず、普通に美味かったもん。

今回の反省点:

ミントチャトニーについていえば、最初に作ってしばらく寝かせた方が、ミントの青臭さが飛んで良いと思う。そのうえで、サーブ直前に少量の水で伸ばして、もっと綺麗に皿に配置するべきだった。

ラムのスパイスについては、配分は悪くなかった。肉を軟らかくしておきたいという観点ではペーストに塩を入れなかったのも、ある意味正解だった。しかし、肉に穴をあけておくなり、漬けこみ時間をもっと長くするなりして、スパイスがもっとしっかりしみ込まないと意味が無い。

ラヴァ・ドーサに使った油の量が多すぎた。いや、そもそも生地を作ったらすぐに焼かないとダメだ。それに、つまるところドーサはフライパンでは厳しい。径の大きなタワかホットプレートは欲しいところ。いや、上手な人はフライパンでもドーサを焼いていらっしゃいますけどな。

ポリヤルの塩気は臨機応変で。今回は、付け合わせにしては塩を入れ過ぎた。

インディカ種の米は、やはり横着せず湯取り法で仕込んだ方が無難。炊飯器では、しっぱいすると取り返しがつかないわ。というわけで、今回のレモンライスは最悪の出来。

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