I Still Love You
今回の記事のタイトルはFreddieが生前最後に撮影したビデオクリップの曲"These Are The Days Of Our Lives"の歌詞、最後の一行から。この曲はFreddieが作ったものではなくて、ドラマーのRoger Taylorが(名義はQueen全員ですが)作詞・作曲を殆ど行ったものです。シンプルな言葉ですが、死期の迫ったFreddieの口から出てくると、なんだか凄く強い響きに感じるんですよね。
亡くなって19年経ちますが、まだ敬愛しています。だから、I still love you.
では、Freddieが作った名曲のクリップを並べてみます。みんなで鑑賞しましょ!
"Bohemian Rhapsody"は永遠の名曲ですね。わずか6分弱の長さでアカペラ→バラード→オペラ→ハードロック→バラードと目まぐるしく曲調が移り変わるのに、全てが必然であるような流れの自然さ。そういえば10年前、この曲をバンドで演奏したことがあるのですが、オペラセクション(本家Queenもライブでは再現不可能なので、テープを流してました)を僕一人で多重録音して作った音源を流してウケを取ったのを今でもよく思い出します。2週間くらいかけて作ったのですが、作業がとっても楽しかったです。
ベタですけど、"We Are The Champions"も名曲ですよね。荘厳かつ華麗で、なおかつシンプル。でも分析してみると結構ヒネりも利いていて一筋縄ではいかない。こんな曲、なかなか作れる人はいません。Freddieって人はホントに色んなスタイルの音楽を取り入れるのが上手い人です。
イカしたピアノロック"Don't Stop Me Now"。爽やかでノリがいいから、よくCMでも使われますよね。Brian Mayというギタリストがいるのに、こんなにピアノがメインな曲を作っちゃうFreddieの男気に乾杯!
珍しくギターを弾く"Crazy Little Thing Called Love"。こんなロカビリー風の曲まで作っちゃう。1940年代生まれ(60〜70年代に活躍した世代)のロックシンガーはエルヴィス・プレスリーの影響を受けてる人って結構多いんですよね。でもやっぱりちょっとヒネりが利いてるのがFreddie流。いつも本気か冗談かわからないレベルにもっていくウィットの持ち主なんですよね!
何でもござれのFreddieの音楽性はついにこんなところまで。ブラックミュージックに大胆に接近した"Staying Power"。この映像はライブ版なので、ロックの風味が前面に出てきておりますけど。間奏なんか南米方面にまで行っちゃいます。
Freddieの死後、Queenのメンバーがアレンジしなおしたバージョンがドラマ「プライド」の主題歌としてすっかり有名になった"I Was Born To Love You"ですが、オリジナルはソロとして発表されています。ダンサブルな軽いポップス!
ソロ作品のビデオでは、こちらも見逃せません。"Living On My Own"。ゲイ/バイセクシャルだったFreddieの悪趣味なセンス(笑)全開です。この曲はQueenファンで有名な(?)宇多田ヒカルちゃんもライブでカバーしてたりします。
Freddieのビデオっていうと総集編的なのがこれ。…なんか曲というよりビデオ紹介みたいになってきましたが…"Great Pretender"。"Only You"などで有名なPlattersのカバーです。このビデオではQueenやソロでのビデオのセルフパロディがあちこちにちりばめられた挙句、最後は宝塚ばりの大階段です!
僕にとって、Freddie Mercuryは…
宇宙一カッコいい人
なんです。ほらそこ、笑わない!
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