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予定日はジミー・ペイジ

Jimmy

レッド・ツェッペリンのリーダー、そしてギタリストのジミー・ペイジ。僕は十代のころから彼に憧れています。ギターが当時弾けなかったからベースを始めたんだけど、昔から彼の独特のアクションをマネしたりしていたなぁ。嵩じて8年前からはツェッペリンのカバーバンドでベースと鍵盤楽器を担当しているのですが、今年からはベーシストなのにペイジを演じるという蛮行に出たりしています。

そんなこんなで2010年8月7日のこと…

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本屋さんで小説を漁っていたとき、偶然にそれは目に入りました。そして目を疑いました。

「ジミー・ペイジ?予定日?」

裏表紙のあらすじに「目指すは、天才ロックギタリストの誕生日と同じ出産予定日!」と書かれていたのを読んだ次の瞬間に衝動買いです。角田光代の2007年作品。

Keitai

ケータイを機種変更して、友達とウダウダして家に帰ってから一気に読了。

別にジミー・ペイジの大きな手や細く美しい体躯、ミステリアスな美貌やレッド・ツェッペリンの音楽の素晴らしさなんかについての描写があるわけではありませんが、日記調で書かれたその文章には、なんか妙な説得力をもったリアリティで妊娠から出産までの女心が描かれています。自分は当然妊娠したことがある訳ではないし、どうやら作者も出産経験はないらしい。それなのに妙に伝わってくるのでした。果たして子供は無事、ジミー・ペイジと同じ誕生日に生まれるのか!?

どうでもいい話ですが、今は亡きウチの母方の祖父がジミー・ペイジと同じ誕生日です。なので、今年で御年66歳になったペイジ爺ちゃんが、時々ね、ほ~んの時々ウチの祖父に見えたりして。そして僕はジョン・レノンと誕生日も干支も同じなのでした…って話は去年もしたよな。

では若かりし日のジミー・ペイジの映像でも付けておきます!

予定日はジミー・ペイジ (新潮文庫) 予定日はジミー・ペイジ (新潮文庫)

著者:角田 光代
販売元:新潮社
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