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白夜行と幻夜

Keigo

東野圭吾の名作を、今さらながら読んでみました。まあ「白夜行」は今年、ドラマ化に引き続き映画化されるから、タイムリーでなくもない。

この2作、ある意味ホラーですね…

でも…。

この2作のヒロインのように非常に魅力的で、なおかつ狡猾で残酷な女性になら僕も翻弄されてボロボロにされてみたいかも。そんな日のために精進して利用価値を上げておきましょうか(苦笑)。

「白夜行」と「幻夜」は一応シリーズではあるんですけど、作品間のつながりは仄めかす程度になっているのが素晴らしいです。「幻夜」の最後まで読み進むうちに「あれ、ひょっとして…」と思うと怖さ倍増です。

東野圭吾氏は女性に翻弄されたトラウマでもあるのだろうか。こんな長編を書きあげるのにはプロとはいえど、かなり強い情念が必要だと思う。僕はこの2作の男性二人に、何故か妙に共感してしまいました。

今 君だけのために 赤い火になる 君を暖めたい

でも 君だけのために 北風になる ボロボロになりたい

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