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ピアノの格闘技!

Mccv

ブルーノート東京に、ミシェル・カミロ&チューチョ・ヴァルデスの公演を観に行きました。僕はチューチョ・ヴァルデスのピアノはあんまり聴いたことがなかったのですが、こりゃあとんでもない組み合わせだ!そして我々はチューチョ・ヴァルデス側の良い席が取れました♪

Swingingpotato

ブルーノートに行くとついつい頼んじゃうスウィンギング・ポテト♪
(我々の分は公演が始まってから来たので、このお写真は「きまぐれ日記」様より拝借)

まずは二人のデュエット演奏から始まりました。ミシェルの優雅かつ力強い演奏の上でこれでもかとパワフルかつおもちゃ箱のようにバラエティ豊かでトリッキーな演奏を繰り出すチューチョ(ミシェル側だとまた違った感想になるのかな)。圧倒されました。そしてなおかつ、二人の息は恐ろしいほどピッタリ。


先日観たガイ・リッチー版シャーロック・ホームズでいうなら…

チューチョがホームズでミシェルがワトソン。

キング・クリムゾンの「太陽と戦慄」時代でいうなら…

ミシェルがビル・ブルフォードでチューチョがジェイミー・ミューア。


…って、分かりにくいか(笑)。初めて見たチューチョの手の動きは物凄い!どう表現していいのか分からないけど、その動きを観ているだけでワクワクしちゃいます。二人がピアノでプロレスしているような感もある。


デュオ、それぞれのソロ、バンドありのインスト、さらにチューチョの妹マイラを迎えた歌もの(ベタな「ベサメ・ムーチョ」がまた熱演で!)と、幕の内弁当状態です。

バンドはベース、パーカッション、ドラムスという編成ですが、パーカッショニストのソロが凄面白カッコいいんです!ドラマーとのデュエットが猛烈にカッコよくて、まるでジェネシスのドラムデュエットみたい…ってごめん、またマニアックな例えで。

マイラは、歌が凄い上手いというわけではないし、太めなオバチャンなんだけど、フロントマンとしての貫録十分です。すっかり乗せられちゃいます。「ベサメ・ムーチョ」の演奏中にチューチョが「マイラ!マイラ!」と呼びかけると、彼女はチューチョを指差して「ベ~サ~~~メ・チュ~~~チョ~~♪」とくっだらないダジャレを歌っちゃうのが妙に可笑しくて吹いた。マイラが入るとついつい耳のフォーカスもミシェルとチューチョからそっちに行っちゃう。

アンコールはマイラ込みのバンドと二人の熱演で、客席総立ちです。その後客電が点きましたが、みんなで諦めずにアンコールを求める手拍子をしていたら再び客電が消えて、ミシェルとチューチョが戻ってきてくれた!しっとりとしたデュエット演奏でこの凄まじいライブは締め括られました。


パーソネルは以下の通り。

Michel Camilo(p)
ミシェル・カミロ(ピアノ)
Chucho Valdés(p)
チューチョ・ヴァルデス(ピアノ)
Mayra Caridad Valdés(vo)
マイラ・カリダ・ヴァルデス(ヴォーカル)
Lázáro Rivero(b)
ラザロ・リヴェロ(ベース)
Juan Carlos Rojas(ds)
ホアン・カルロス・ロハス(ドラムス)
Yaroldy Abreu(congas)
ジャロルディ・アブレイユ(コンガ)

初日の演奏がこちら(ブルーノート東京のブログ)でアップされています。是非みてみて。

先日観たAC/DCと同じく、またしても「理屈抜きにいい音楽」というのを体に叩き込まれました。今度はオルガン系のジャズを聴きたいな。Dr.ロニー・スミスとかトニー・モナコとか来ないかなぁ!

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