Michael Jackson本2冊
一冊はMichael Jacksonの自伝「ムーンウォーク」の新装版、もう一冊は日本のポップ/ロックバンド「ノーナ・リーヴス」のフロントマン西寺郷太さんが書いた「新しい『マイケル・ジャクソン』の教科書」です。最初に読んだのは後者のほう。
これは凄いです!日本のいちミュージシャンが書いたこの本、今まで殆どの人が知らなかったようなことまで詳細に、かつ読みやすくまとめられています。たとえばQueenのフロントマンFreddie Mercury(僕的には宇宙一カッコいい人)とMichaelとの邂逅・別離など、こんなに詳しく書いてある文献を僕は見たことがありません。
…全体を通して読むと、音楽・ダンス・映像などの才能が、父Joe Jacksonやモータウン社長Berry Gordy、天才プロデューサーQuincy Jonesらのサポートで物凄い勢いで開花して歴史に名を残していく過程に圧倒される一方、自分の才能に振り回され、周りの人たちに利用されて孤立していく彼の姿が非常に哀れでもありました。文章からは西寺さんのMichaelに対する愛情が凄く溢れていて、その世界に引き込まれてしまいます。最後に引用されたMarlon Jacksonの追悼スピーチを読んでいると涙が出そうになりました。
今、もう一冊の新装版「ムーンウォーク」に取り掛かったところです。序文のBerry Gordyの、長年の愛憎や確執などすべてを乗り越えた長い序文が、すでにもう感動的であります。僕はこの本を読むのが初めてなので、Michael自身が赤裸々に語る彼の人生をこれから追体験していこうと思います。
どちらも素晴らしい本なので、この機会に是非!これを読んで、月末に発売される「THIS IS IT」のDVD(まだ映画館でも上映しているはずですが)を観れば、更に感動できることを保証いたしますよ!
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ムーンウォーク --- マイケル・ジャクソン自伝 著者:マイケル・ジャクソン |
もう一冊の方はamazonのアフィリが貼れなかったので、こちらのリンクから。
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