YMOカバーバンド観覧

10月4日、新宿歌舞伎町のロックバー&ライブスポットCrawdaddy Club (クロウダディ・クラブ)で、鍵盤友達ringさん・マルチ楽器奏者つながりのmintちゃんの参加するYMOカバープロジェクト「明るい箪笥計画」を見てきました。Crawdaddyのステージに所狭しと並ぶ、「つい最近出たと思ってたらもうビンテージになりつつある鍵盤楽器」たちの雄姿！KORG PolySixにDX7のIとIIそろい踏みと、とっても豪華です。

このKORG Prophecyなんて、めっちゃくちゃ懐かしい～！

で、本編スタートです。

メインの鍵盤奏者が3人いるので、リード・バッキング・ベースを交代しながら演奏します。なんとシーケンサーのパートまで手弾きですよ！超絶技巧〜！マルチな人もmintちゃん(このバンドでは基本ドラム)、でんこさん(基本鍵盤)といるので…

こんな感じの編成になったりもします。

写真はないのですが、3人のメイン鍵盤奏者の皆様、それぞれソロも披露しておりました。でんこさんはクラシカルなピアノ演奏と歌で「アランフェス」を弾き語り。ringさんはゲームミュージックメドレー。YMOということで細野さんが担当した「ゼビウス」のリミックスを基調に「マッピー」や「ドルアーガの塔」などの曲を少しずつ。Van Halenの"Jump"やRick Wakemanばりのハレルヤ・コーラスなど、楽しませてくれました。あっこさんはDeep Purple、ELP、Queenなどを含むロックの名曲メドレー。といいつつ「ファイナルファンタジー」テーマ曲や「エリーゼのために」、「ウェディング・マーチ」などの曲も。

でんこさんがセーラー服、あっこさんが学ラン姿になっての「ハイスクール・ララバイ」とか

あっこさんが清志郎になりきっての「い・け・な・いルージュマジック」も披露

というわけで、熱く楽しいライブはあっという間にアンコール曲「Rydeen」へ！

YMOの曲もソロプロジェクトの曲も、YMOとは全然関係ない曲も楽しめて、シンセの名機たちの大集合ぶりと同様に豪華なライブで、とても楽しゅうございました。皆様お疲れ様でした～！鍵盤9台の運搬も…！しかしよく考えたら、これだけの台数はRick Wakemanなら1人分です。あのオッサン、どれだけ使うんじゃい！

セットリスト(ringさんのブログから転載)：

第一部

Behind The Mask
中国女
Nice Age
Cosmic Surfin'
Solid State Survivor

☆☆鍵盤ソロコーナー☆☆
でんこさん：弾き語り
ring：Game Music
あっこさん：60-80代ロックメドレー

Truth

第二部

Forbidden colors
ハイスクールララバイ
いけないルージュマジック
東風
千のナイフ
Technopolis

アンコール

Rydeen

使用鍵盤楽器は：

Bassパート :
KORG Prophecy
KORG K61(音源OBERHEIM MATRIX1000 ホワイトモデル)

Mainパート :
YAMAHA DX7 II D
KORG M1
KORG Polysix

Subパート:
YAMAHA DX7
ROLAND XP30
ROLAND JunoD L.E.

ヴォコーダ:
ROLAND SH-2

その他サンプラーやらエフェクタやら…
だそうです。全て国産という男前ぶり！！