映画のお酒。
このお酒を作るには時間がかかります。そういうわけで前座としてボトルキープしてあるラフロイグをロックでいただきます。…まっ、まさかこのグラスは~~~~!
ブレードランナーでハリソン・フォード演じるデッカードが捜査用コンピューター「エスパー」を使って写真を分析するシーンでジョニ黒を飲んでいるときに使っていたくびれのある角型グラスです。これはまさしく芸術品!うっかり飲みながら"Center, pull back"とかいうセリフが出てきてしまいます。
で、待つことしばし。いよいよあのお酒が登場です!
ダブルのシャンパングラスにらせん状にカットしたレモンピール。そこに注がれた金色のお酒。今まで他のベルモットで作ってもらっていたヴェスパーの、ついに本物です!!トップの写真に使ったリレ・ブランを単品でも飲ませてもらいました。リレ・ブラン単品ではブドウの味がしっかりする、フルーティーかつベタつかない甘さを持ったお酒ですが、これがカクテル全体に軽やかかつ芯の通ったボディを与え、ゴードンズの香りをより一層複雑にもしています。そこにウォッカがキレのよさをも加えており、これは絶品!映画では2006年の「カジノ・ロワイヤル」で初登場したお酒ですが、この作品はイアン・フレミングの小説第1作でもあります。007ファンにはなじみ深いものなのでは。かなり強めのマティーニで、ダブルなのにもかかわらずスッキリと呑めました。いわゆる"Vodka Martini. Shaken, not stirred"も美味しいのですが、それとは一線を画するお酒ですね。
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